wordpress 投稿画面のプレースホルダーを変更する手順【フィルターフック】
WordPressでの開発・カスタム作業で欠かせないのは、アクションフックとフィルターフック。使いこなせるとかなり便利だ。
基本的に、フックはfunctions.php内に処理を記述する。
アクションフックとフィルターフックの違いは「値の受け渡しの有無」。アクションフックは受け渡さず、フィルターフックは受け渡す。
フックについて詳しくは、WordPress Codex や WordPressサポートなど参考に!
今回は、投稿画面のタイトルのプレースホルダー(placeholder)のテキストを変更する手順の備忘録を記す。
投稿タイプ毎にタイトル入力欄のプレースホルダーを変更する手順
投稿タイプ毎にタイトル部分のプレースホルダーを変更しようと思う。
今回は、「投稿」「固定ページ」「カスタム投稿タイプ」の3つのパターンを指定した。コードは以下。カスタム投稿タイプの指定は適宜変更。$titleにプレースホルダーに表示したいテキストを指定する。
function change_placeholder( $title ) {
$screen = get_current_screen();
if ( $screen->post_type == 'post' ) { //投稿
$title = '投稿ページのプレースホルダーです。';
}elseif ( $screen->post_type == 'page' ) { //固定ページ
$title = '固定ページのプレースホルダーです。';
}elseif ( $screen->post_type == 'custompost' ) { //カスタム投稿タイプ:custompost
$title = 'カスタム投稿タイプ「custompost」のプレースホルダーです。';
}
return $title;
}
add_filter( 'enter_title_here', 'change_placeholder' );
上記、コード挿入ファイルは、現在指定しているテーマのfunctions.php内。
全ての投稿画面のプレースホルダーを共通にしたい場合は下記コード。
function change_placeholder( $title ) {
return 'プレースホルダーテキスト';
}
add_filter( 'enter_title_here', 'change_placeholder' );
投稿タイプによって、表記を変更する方が親切なカスタムだと思うので、条件分岐を利用したコード利用の方が利用頻度が多いだろう。
WordPress タイトルの下に注意事項(コメント)を挿入するアクションフック