【2018年初場所】大相撲フォトギャラリー・栃ノ心初優勝【千秋楽を観戦】
秋場所から続く日馬富士問題や春日野部屋暴行事件が報道される中、2018年初場所の千秋楽を観戦!
2017年秋場所から続く、元横綱日馬富士の同郷のモンゴル人力士貴ノ岩への暴行事件から端を発し、相撲協会VS貴乃花親方の構図にかわり、春日野部屋での暴行事件の隠蔽疑惑?など、絶えずワイドショーで取り上げられている相撲協会…。
そんな中、1/28(日)2018年初場所千秋楽を観戦しに行きました。
幕内の取り組み前には、八角理事長始め、横綱鶴竜や大関高安、豪栄道などの力士が土俵上に上がり、現在の様々な問題への謝罪を含む挨拶がありました。
それに対し、野次を飛ばす人はもちろんいました。「もっとしっかりしろ!」と、お粗末過ぎる協会の体制にファンとしても言わざるを得ない雰囲気でした。が温かい声援を送る相撲ファンも多く、今後の協会の対応を信じ注視して行きたい方々も多くいるはず!必ず、良い方向に持っていってもらいたい!
一人の相撲ファンとして、切に願っております。
初場所15日間を通しての感想
個人的に今場所の注目は、場所前から言われていた横綱白鵬の立ち合い。「張り差し」「エルボー」を封印し、白鵬が勝てるのか?休場続きだった、横綱鶴竜と同じく稀勢の里の成績。大関陥落→関脇での復活もダメ→前頭10枚目まで落ちた照ノ富士はどうか?推し力士の逸ノ城の成績、その他三役に上がってきた若手力士達の成績など。
若手注目は貴景勝や阿武咲、御嶽海。栃ノ心の優勝は場所前予想できた人はいなかったはず(笑)
横綱・白鵬(はくほう)
場所前から言われていた立ち合いの癖を封印したら、やっぱり勝てなかった…。
個人的にはエルボーはイケないが、張り差しは許してあげて欲しい。体も他の力士に比べると細く見えるのは気のせいか…。場所直前に立ち合いを変えろと言われたら、さすがに対応できなかったか…。
横綱・稀勢の里(きせのさと)
(休場ばっかりしてるんで写真ありません。)
ケガが完全に治って、稽古も行い、万全な状態に戻ってから復帰して欲しい。
ある番組でコメンテーターが、稀勢の里は責任感が強く、ケガをおしてまで出場するという意識がある。と言っていたが、その結果がここ数場所の途中休場である。
次の出場場所で進退を掛けて欲しい!ダメなら引退したほうがいい。同じ日本人の横綱としてもう少し横綱在位をのばしてほしいが、このままでは期待も出来ない。
横綱・鶴竜(かくりゅう)
(休場ばっかりしてるんで写真ありません。今場所では撮れませんでした。)
休み続けて、今場所の成績で進退を掛けていた横綱…。
結果11勝4敗。勝ち星だけみれば白鵬・稀勢の里がいなくなったことを考えても及第点でしょうかね…!?
ただ初日から10連勝した時は、鶴竜ってこんなに強かったっけ?と思わせるほどでした(笑)
その後の4連敗がいただけない…。栃ノ心にも寄り切りで勝ったんだから!
さすがに遠藤の取りこぼしはショックでしたよ…。変なところで引いちゃう癖どうにかなりませんか?結局、鶴竜の連敗のせい?で14日目で優勝が決まっちゃうという、少々盛り上がりに欠ける千秋楽になっちゃいましたよ!
前頭・照ノ富士(てるのふじ)
もうそろそろ限界ですかね…。
今場所は糖尿病などでいったん休場し再出場したけど、結果8敗7休…。
膝が悪すぎるのか、勝てる気がしない。
来場所は十両に落ちるが、膝の治療をして、次場所で進退掛けてもらいたい!
伊勢ケ浜部屋は日馬富士の引退、照ノ富士の大関陥落から十両まで落ちたり、部屋頭は宝富士になっちゃいました…。伊勢ケ浜親方も今回の理事選に出なかったし、部屋の状況も大幅に変わってきちゃってますね…!
前頭筆頭・逸ノ城(いちのじょう)※推し力士
私が最も推してる力士、逸ノ城!
逸ノ城は、モンゴル会でも絶対に殴られたり怒られるタイプではないと思う(笑)
日馬富士が貴ノ岩の暴行をはたらいたとされる秋巡業。逸ノ城は、日馬富士から指導を受けていた!その結果が、先場所今場所で出ているのではないかと思っている。前頭筆頭で10勝は素晴らしい。
来場所は、間違いなく小結に上がる。三役で今回同様の成績を残せば大関昇進もすぐにみえてくる。もともとは照ノ富士よりも先に大関になれる予定だったのに…。
今場所はかなり落ち着いていたように見える!印象に残っているのは、阿武咲に勝った時の小手投げ(笑)
日馬富士の指導の成果をみせてほしい!
その他、阿武咲、貴景勝、御嶽海…。彼ら小結、関脇陣にも頑張ってもらいたい。
御嶽海だけが関脇に残るが、今場所の連敗はいただけない。来場所は、ぜひ優勝争いに絡んでもらい、栃ノ心とともに大関挑戦を目指してほしい。
2018年初場所のピックアップフォトギャラリー
貴乃花親方はもう少し対外的な対応を考えれば世論は皆味方になる
最近、貴乃花親方がニコニコしている。
貴乃花部屋の双子力士の兄、貴公俊(たかよしとし)が今場所幕下7枚目で5勝2敗の成績だった。十両下位に負け越しが多かったことも手伝ってか、来場所新十両に昇進することが決まった!
白鵬の内弟子、宮城野部屋の炎鵬も幕下6枚目で4勝3敗と勝ち越し、個人的にはかなりラッキーだったと思うが、十両に上がれる!前相撲から所要6場所は超スピード出世!1位タイの記録らしい…。
ちなみに、この記録を持っているのは、板井、土佐豊、常幸龍の3人。
坂井は、相撲界の八百長を告発した人物で有名。八百長管理ノートを基に暴露本を出版した人。
土佐豊は、現役引退後、現在佐ノ山親方として時津風部屋の部屋付き親方ですかね…。
現役力士は常幸龍だけ!最高位は小結までいったみたいですが、現在はケガが原因で幕下5枚目まで落ちています。残念ながら、今場所も3勝4敗で負け越し、十両に戻ることは出来ませんでした。
貴乃花親方、貴公俊の十両昇進会見に同席!
貴景勝三役昇進会見には同席しませんでしたが、
先日の貴公俊十両昇進会見には同席。良い師弟関係なんだなぁと感じさせる和やかな雰囲気。貴乃花親方は笑顔でいたほうが良い!
貴乃花親方もそうでしたけど、兄弟関取は過去にいましたが、双子関取は史上初のようですね…。
弟の貴源治が、一足先に十両に上がり、先場所、今場所で勝ち越し。
双子兄弟で切磋琢磨し、さらに上を目指してもらいたいです。
これで、貴乃花部屋は関取4人に!
貴ノ岩が心配ですし、貴乃花親方も理事選に落選してしまった様子…。相撲協会本当にちゃんとこれからの体制を考えて欲しい。千秋楽の挨拶で八角理事長謝罪していました。口ではなんとでもいえます。態度、行動で示して欲しい!
精神論ではなく、具体的な行動で示すとき。
一門の壁を越え、皆が信頼し合い結束する協会にしたい。
一生この気持ちを持ち、働きます!— 九重 龍二 ・千代大海 (@KOKONOE_RYUJI) 2018年2月1日
元大関千代大海の九重親方のTwitterから言葉を拝借…。
新関脇若隆景の優勝で幕を閉じた大相撲三月場所14日目の観戦記録 in エディオンアリーナ大阪